浅口市災害ボランティアセンター設置・運営訓練

2020年12月11日

12月3日(木)天草公園体育館で、「令和2年度浅口市災害ボランティアセンター設置・運営訓練」を開催しました。

この訓練は、災害時に迅速かつ適切にセンターの設置運営が行えるよう、浅口市社協として初めて開催し、市社協役職員、市内の民生委員やボランティア連絡協議会、岡山県災害救援専門ボランティアなど、42名が参加されました。

午前中は、鳥取県の日野ボランティアネットワーク山下さんにより、災害ボランティアの役割や視点、センターの役割などについての講義、ボランティアセンターへの相談対応についての事例検討が行われました。
午後からは、日野ボランティアネットワーク森本さんの指導のもと、演習が行われました。
演習は、台風の接近と梅雨前線の影響で、大雨特別警報などが発令され、浅口市内では川の氾濫や土砂災害が多発し、家屋の被災で公民館などにおよそ600人が避難している想定で行われました。

参加者は、西日本豪雨と同じような状況の下、ボランティアセンタースタッフ役、被災者役、ボランティア役などに分かれ、それぞれ必要な対応を実演しました。

センターでは、受付案内係で、ボランティアの受付から活動の注意点を説明し、活動調整班で活動先を調整したのち、資材班で必要な資材を受け取り、活動に向かう一連の流れを行います。
聴覚障がいの方や外国人のボランティア希望者もおり、筆談や通訳が出来るボランティアを募集し対応する場面もありました。

また、ニーズ班では被災者の困りごとや不安なことについての話を聴き、必要に応じて活動調整班につなげていきます。

1回目の演習で気づいた点や改善点などを話し合い、2回目の演習に向けてその場で改善するなど、参加者の皆さんが機転をきかせた対応をされていました。

訓練後には、各役割ごとに振り返りを行い、全体で共有しました。

訓練を行うことで机上では分からないたくさんの気づきがありました。今後も頻発する災害に対しての備えとして、センター運営についての学びを続けていきたいと思います。
参加された皆さん、寒い中での活動になりましたが、長時間のご参加ありがとうございました。

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2020年12月11日

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